プレスト筑後店
堤 友里
"皆さん知ってますか?フケの原因
フケは頭皮の古い角質細胞が剥がれ落ちたもの。
頭皮だけではなくて、体全体の皮膚は新しい肌が再生して
古い角質が剥がれ落ちるという、新陳代謝(ターンオーバー)を繰り返しています。
フケが沢山落ちてきたリ、フケが髪にこびりついていたりするようなのは、
頭皮のターンオーバーか何かしらの原因があると思います。
フケの種類
乾性フケ・・・・カサカサのフケ。乾性フケは皮脂が不足することが原因で起こります。
皮脂は頭皮の水分の蒸発を守る役目をしています。
健康な頭皮の場合、適度な皮脂によって水分の蒸発を防いでくれます。
つまりこの皮脂が不足すると頭皮は水分を保つ事が出来なくなり乾燥します。
頭皮の乾燥⇒痒み⇒頭をかく⇒頭皮の角質の剥がれ⇒さらにかゆくなる⇒掻きむしる⇒頭皮を傷める
⇒頭皮抜け毛等のトラブル
脂性フケ・・・・湿ったベタベタのフケ。脂性フケは髪にこびりついていることが多いのが特徴。
脂性フケは「マラセチア」という菌が原因で起こります。マラセチアはカビの一種です。マラセチア菌は
頭皮の皮脂を栄養にします。なので汗や皮脂が多い人はマラセチアが繁殖しやすいです。
かさぶたの原因
外的要因で傷が出来てしまった場合を除くと、頭皮の健康状態が悪くなっていることが原因です。
その原因は,「生活習慣によるもの」と「病気やアレルギーによるもの」が考えられます。
白いかさぶた・・・・赤い炎症を起こした頭皮の上に白いかさぶたが覆いかぶさっている状態。
角質層がまとまって剥がれ落ちフケとなります。
黄色いかさぶた・・・・頭皮の痒みが気になり、掻きすぎるときにまとまって傷が出来リンパ液が出た状態。
普通のかさぶた・・・・血液から出来るかさぶた。引っ掻いたりして頭皮が傷ついてしまった場合に出来ます。
フケやかさぶたが出来てしまった時の対処法
刺激を与えないこと、特にかさぶたに関してはついつい爪を立てて掻いたり、はがしてしまいたくなりますが
状態を悪化させるだけですのでやめましょう!
大きなフケやかさぶたは、頭皮が炎症を起こしている可能性があります。
脂漏性皮膚炎などの疑いがありますのでまずは、皮膚科で診察を受けて早めに炎症を抑えましょう。
1 シャンプーを変えてみる
頭皮環境を整える効果のあるアミノ酸系シャンプーを選ぶと頭皮への優しさはアップします。
頭皮を洗う時も、爪を立てず指の腹で優しく洗うようにしましょう。また、頭皮を清潔に保つためにも
毎日洗髪するように心がけましょう。
2 ヘアケアを見直す
櫛や、ブラシの選び方、ドライヤーのかけ方、シャンプーの仕方、スタイリング剤の選び方などヘアケアを
根本から見直してみて下さい。
頭皮に負担がかからない様に使用しましょう。
3 生活習慣の見直し
生活習慣の中でも特に見直したいのが食生活です。
不規則な食生活は、頭皮へも影響し皮脂を過剰に分泌させることもあります。
皮脂の過剰分泌は炎症を起こしやすくする原因にもなり、フケやかさぶたの起こりやすい
環境を作ってしまいます。
暴飲暴食をさけ、ジャンクフードや脂っこい食べ物、甘いものなどの過剰摂取を避け3食バランス良く食べましょう。
[caption id="attachment_396" align="aligncenter" width="478"] Woman eating hot dog.[/caption]
ビタミンA・C・E(豚・アセロラ・お茶類)
Βカロテン(しそ・モロヘイヤ・人参)
ポリフェノール(ココアパウダー・クルミ・ブルーベリー)
オメガ3脂肪酸(鯖・イワシなどの青魚)
Αリノレン酸・オレイン酸(えごま油・アマニ油・アボカド・ナッツ類)
これらの栄養素は頭皮に良いだけではなく、アンチエイジングや美容にも役立ちます。
睡眠やストレス、頭皮や寝具の衛生状態にも気を配って規則正しい生活を送りましょう。